ワックスとコーティングの違い
ワックスとフロアコーティングの特徴を比較しながらご紹介します。
ワックスの耐久性
ワックスもフロアコーティングもフローリングの保護が主な目的ではありますが、ワックスは床面の保護よりも、施工時の簡易性をはじめ、輝きや美観の維持を主体としているため、保護膜が薄く、硬度(=耐久性)が低い性質があります。
そのため、1回の施工で効果の持続性(年単位)を発揮できるフロアコーティング技術とは異なり、フローリングの保護や光沢の持続性が短く、何層も塗り重ねなければ、十分な効果を得られないと言う違いがあります。
ワックスとフロアコーティングとの性能比較
ワックスの耐久性は約3ヶ月から半年程度。主成分に油脂やロウ分を含んでいるものが多いため、施工面が滑りやすいといった特徴があります。
また水や湿気に弱く、剥がれ易いという弱点があるため、水拭きのお掃除が多い環境では、半年から1年の頻度で塗り直す必要があります。
- ワックス
- 消耗品
- 数ヶ月
- すぐになくなる
- 滑りやすい
- 柔い
- 弱い
- タイプ
- 耐久性
- 光沢
- すべり
- 丈夫さ
- 耐水性
- フロアコーティング
- 効果が長期的
- 5年以上
- 長続きする
- 滑りにくい
- 硬い
- 強い
ワックスの保護力
耐久性の面でも、スリッパや物の移動などの摩擦に弱いので、部分的にワックスが取れることがあります。
当然、ワックスが取れた所はツヤがなくなり、美観を損なうだけでなく、フローリングの保護効果も失うことになります。
白濁化・シミ
また耐水性や耐薬品性の面でも、ワックスだとジュースの飲みこぼしや、ソースなどの液体を放置すると、ワックス自体が白濁化する事に繋がります。
室内で飼われているペットのおしっこや酸性の高い液体は、剥げてシミになる事が多くなります。
最近では、床暖房の使用が剥がれの原因となるケースもあります。
フローリング自体に一度できたシミや傷、変色などは、補修できるものもありますが、基本的に元に戻すためには、張り替え等のリフォームを行わなければなりません。
メンテナンスの頻度
ワックスはこまめなメンテナンスが大切です。
長く塗り直しをせずに劣化させてしまうと、ワックスがうろこ状にひび割れたり、剥がれる原因にもつながります。
ワックスの劣化(ひび割れ・剥がれ)


誤ってお子様が口に入れてしまう可能性も……
劣化で剥がれてしまったワックスは、小さなお子様やペットが誤って口に入れてしまう可能性があります。基本的に、ワックス自体は施工用の材料なので、安全なものしか使用していませんが、剥離時に空気中に舞ってしまったカスや、剥がれたワックスを直接口に入れてしまうことがあれば、シックハウスの原因にもつながります。
そうならないためにも、お手入れには十分気をつけなければいけません。
ワックス剥離を行わないと効果も美観も損なう
ワックス施工は、古いワックスの上から重ねて塗布処理を行います。施工の際、汚れや剥げたりしている上からそのまま塗り重ねると、それらを巻き込んだ形で残り、どんどん床面がくすんでいきます。
当然、時間の経過と共に床面の仕上がりが悪くなるため、一定の回数ごとに、ワックスを剥がしてから新しく塗布しなければなりません。
その際も、ワックスの剥離作業に強いアルカリ性の薬品と大量の水を使用する関係で、洗剤の影響による変色や水を使用することで起こるシミ・反り等の不具合など、フローリング面を極端に傷めてしまう事があり、業者によってはフローリングの剥離作業を極端に嫌がる傾向がございます。
それを踏まえて当社では、独自の剥離専用中性洗剤を使用し、大量の水を使用しない(水拭き時のみ水を使用)剥離作業を行うことで、強いアルカリ性薬品の使用による変色・大量の水使用によるフローリングに対する負担が極端に減り、床へのダメージをほぼゼロにすることが可能です。
フロアコーティングは、お客様はもちろん、作業をする私共にとっても安心できる施工になります。
フロアコーティングのメリット
新築はもちろん、リフォームをお考えのお家にもオススメしています。
防キズ・防汚効果の持続性・・・普段の生活の中で、どうしても付いてしまうキズ。
フローリングに付いたキズは、汚れが入り込み、落ちにくくなってしまう原因につながります。
フロアコーティングを行うことで、素材の表面を包み込むように塗膜をつくり、その塗膜が床面のキズを防止し、同時に汚れを付きにくく落としやすくなる効果を発揮するので、日常の簡単なお手入れでキレイな床面がキープできます!
汚れが付きにくくなるので、お部屋の印象を明るく維持できます。
隙間に入り込むと、汚れが落ちにくくなる!
キズや汚れがあってもお任せください!
環境をはじめ、人やペットにも優しい安全なコーティング剤を使用。
液体のコーティング剤が硬化してしまえば、舐めても安心な状態になりますが、揮発性有機化合物(VOC)がほぼゼロ%のコーティング剤はなかなかありません。ハイパーGコーティングでは、有害物質であるホルムアルデヒド・トルエン・キシレンを含まないコーティング剤などを使用しており、安全なだけでなく、コーティング剤が本来持つ、コート力の高い施工をご提供致します。

リフォームよりもお手軽でリーズナブル!!
汚れの除去+キズの研磨で、下地を綺麗にした状態でコーティングします。
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失敗しないコーティング施工業者の選び方!
数多ある「フロアコーティング」業者の中で、何を基準に選べばよいのか分からない方も多いのではないでしょうか。場合によっては、ワックスと同等レベル、もしくは業務用の耐久性の高いワックスをコーティング等と称して販売している会社もあり、様々なトラブルに繋がる可能性もございます。
では、コーティング業者選びで失敗しないための、【3つのポイント】をご紹介します!
「ワックスの剥離」をしない業者は選ばない
本当のコーティング塗布を行なっている施工業者は、コーティングをワックスの上から塗布する施工は絶対にやりません。
商品データを提供してくれる業者を選ぶ
信頼出来る業者であれば、コーティング剤に関する情報、ホルムアルデヒドの規格、安全規格のデータなどから、必要な情報のご提供がいつでも可能です。